「軍装用赤牛皮編上靴」盗難証明書…二ヶ月足らずの間に一度ならずも二度までも…

 

少し遡るが、今回は康男の軍靴が盗難に遭った際に警察に提出した「證(証)明願」である。

2枚在り、小生は同一被害に於て警察署と派出所の2ヵ所へ提出したものと思っていたのだが、今回投稿するにあたり「よぉ~く」読んでみたところ、別々の被害のものだった事に気付いた。

盗難証明書 昭和19年1月
盗難証明書 昭和19年3月

片や
「昭和19年1月9日 18:00~18:30の間」
もう一方は
「昭和19年3月2日 午後6時頃」
とあるが、どちらも提出日が
「昭和19年10月11日」
なので(恐らく)軍の配給関連の部署辺りから提出を薦められたのではないかと思う。
だが、ではなぜここに遺っているのか??
(これも想像でしかないが)提出しようとして書いたものの、出征準備等に忙殺され遂に提出されず終いとなったのではないかと思う。

どちらも自宅での被害でしかも同時刻の出来事であり、案外身近な人物の犯行だったのでなないかと考える。
まぁ、今となってはどうでも良い事ではあるが…

戦争が長期化し日本全体が経済的にも苦しくなってきた頃である。窃盗などの犯罪も増えていたのかも知れない。

 

投稿者: masahiro

1959(昭和34)年生まれ。令和元年に還暦を迎える。 終活の手始めに祖父の遺品の中にあった手紙・葉書の”解読”を開始。 戦前~戦後を生きた人たちの”生”の声を感じることが、正しい(当時の)歴史認識に必要だと痛感しブログを開設。 現代人には”解読”しづらい文書を読み解く特殊能力を身に着けながら、当時の時代背景とその大波の中で翻弄される人々が”何を考え何を感じていた”のかを追体験できる内容にしたい。 私達の爲に命を懸けて生き戦って下さった先達を、間違った嘘の歴史でこれ以上愚弄されないように…。

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