昭和19年3月6日 陸軍予科士官学校(振武台)第六十期生徒入校式の様子

今回は前回の投稿にあった陸軍予科士官学校(振武台)第六十期生徒入校式の様子を写した写真を紹介する。

厚みのあるしっかりした写真なので学校側が公式に撮影し生徒に販売したものと思う。

裏書のあるものと無いものとがあるので、説明書きが不十分であることをご了承願う。

1.校長閣下代理學校幹事 宮野正年少将閣下の閲兵①

昭和19年3月6日 陸軍予科士官学校第六十期生徒入校式①

2.校長閣下代理學校幹事 宮野正年少将閣下の閲兵②

昭和19年3月6日 陸軍予科士官学校第六十期生徒入校式②

3.校長閣下代理學校幹事 宮野正年少将閣下の命下

昭和19年3月6日 陸軍予科士官学校第六十期生徒入校式③

4.入校式(整列)の様子①

昭和19年3月6日 陸軍予科士官学校第六十期生徒入校式④

5.入校式(整列)の様子②

昭和19年3月6日 陸軍予科士官学校第六十期生徒入校式⑤

6.入校式(整列)の様子③

昭和19年3月6日 陸軍予科士官学校第六十期生徒入校式⑥

7.入校式(整列)の様子④

昭和19年3月6日 陸軍予科士官学校第六十期生徒入校式⑦

写真で見る限り、当日は晴れていた様子であるが、雪が積もっており寒かったのではないか。
今日では朝霞辺りはそんなに雪が降る地域でもない様に思うが、当時は”ちょくちょく”降っていたのか、或いはこの時も”たまたま”だったのか。
校舎の屋根の雪の残り具合から察するに”たまたま”の様な気がするが…。。

ググってみたところウィキペディアに「60期 陸士 1824名」とあった。ただ、正確かどうかは自信がない。しかし、写真で見る限りその位は居そうな感じの生徒数である。

この写真をみて父(芳一)は喜んだであろう。しかし母(千代子)はどうだったか。むしろ息子の行く末を案じ不安が増大したのではないだろうか…。

投稿者: masahiro

1959(昭和34)年生まれ。令和元年に還暦を迎える。 終活の手始めに祖父の遺品の中にあった手紙・葉書の”解読”を開始。 戦前~戦後を生きた人たちの”生”の声を感じることが、正しい(当時の)歴史認識に必要だと痛感しブログを開設。 現代人には”解読”しづらい文書を読み解く特殊能力を身に着けながら、当時の時代背景とその大波の中で翻弄される人々が”何を考え何を感じていた”のかを追体験できる内容にしたい。 私達の爲に命を懸けて生き戦って下さった先達を、間違った嘘の歴史でこれ以上愚弄されないように…。

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