前々回の投稿で麻布の写真館で撮影した三郎の写真が届いていない状況の投稿をしたが、今回はその写真が無事届き父芳一へ発送した際の手紙の投稿である。
実際には”紛失”であったのか”誤配送”であったのか定かではないが、加治写真館さんからの手紙が5月25日のものであり今回の手紙が5月30日と数日しか経過していない事から”誤配或いは遅配”であったと思われる。
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お待ち兼ねの写真が出来ましたからお送
り致します。
其後元気でお勤めの事と思います。
私も其後元気で暮して居ます。
敬兄さんは其後お変りありませんか。大分
食欲も進まれる様になられたとの事、安心
致しました。
畠の野菜は生長しましたか。銀行の裏の豆
は大きくなりましたか。
芳子に宜しく伝えて下さい。体をこわさぬ様作業
する様に。 では又
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同封されていた東京麻布の写真館で撮影されたその写真は小生の手許には残っておらず三郎の雄姿をご紹介できないのは大変残念である。
だからと云うと大変失礼であるが、康男、三郎の友人と思われる方々の雄姿が何枚かあったのでそちらを投稿させて頂く。
因みに今日12月8日は開戦の日である。
様々な考え方や見解はあるとは思うが、国家滅亡の危機に瀕して勇敢に戦って下さった先人に心より感謝したい…